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著書を読んだ、またはこれから目を通すであろう皆さんへ

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このブログでは海外渡航した際の現地食文化、生活事情、個人的雑感などをとりとめなく書いていますが、今日は著書『日本のアーティストを売り込め 実践者が明かす海外攻略の全ノウハウ』が出版されてひと月弱ということで、すでに読んだ方やこれから読む予定の方へ少しお伝えしたいと思います。


私は縁あって「音楽」と「海外」の仕事に就くことができ、それも気づけば20数年が経過しています。当初アジアの仕事を始めたとき、アジアビジネスを既に始めていた先輩からは「アジアはハマるよ」と言われました。それは面白くてライフワークになるという意味か、ズブズブに抜けなくなり出世に影響するよという意味だったか、当時はわかりませんでした。が、今思えばどちらも該当していた気がします(笑)


で話を戻しますが、私自身20数年ハマっている日本の音楽を海外に出す仕事、日本人アーティストを海外で売り出す仕事は自身にとってライフワークと感じています。


一方で日本の音楽業界はこの10数年前からいよいよ日本の市場が危ういから海外へ行くべきだ論がそこかしこで交わされていますが、なんだかんだ言って日本の音楽市場はいまだに大きく、国内で事足りると思う業界関係者は重い腰を上げません。儲からないだろう、騙されるだろう、みたいな猜疑心も先行しているようです。


こうした懸念や欺瞞が続く限り、日本からBTSは生まれません。戦略や戦術、ましてや意思も主張もないのですから。


私がこの本を書いた理由は、DXによりこれだけ音楽を海外に届けるのが簡単になった今だからこそ、アーティストや業界関係者の方に「やるならいまでしょ!」と背中を押すことです。コロナ禍で手も足も出ないからと手をこまねいている場合じゃありません。

いま準備しておかないと、コロナが落ちつくであろう来年や再来年すぐアクションは起こせません。海外に向けた配信の準備、自身のホームページの海外向け更新。日本にいながらやれることは今日この瞬間にもたくさんあります。


最後に


業界関係者の方々:


著書を読んでそれでも必要なら連絡ください。コンサルティングとしてサポートします。または可能性を判断したうえで担当アーティストのエージェントも請け負えるかもしれません。


インディーズアーティストのみなさん:


勇気をもって自分の背中を押してください。不安なことがあれば連絡ください。コンサルかエージェントか、単なるアドバイスかわかりませんが、お手伝いできることがあればしたいと思います。


学生や他業種で働く方たちへ:


ブッキングエージェントの仕事は日本でまだ少ないです。私もまだ現役でいるつもりですが、すそ野を広げる意味で私は若手の後進を育てたいのです。エージェントビジネスに興味がある人は連絡ください。これからはアーティスト、マネジメント、そしてエージェントは音楽業界で生き残るプロフェッショナルであり続けます。手に職系の仕事であると自負します。


さあ、アクションを起こしましょう!!









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